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Paper of the Monthコーナーの新設について

  図書館は情報を収集・供給すると同時に、「知」を発信するハブとしての役割を担っていると思います。
  新しい試みとして“Paper of the Month”として直近1か月に帝京大学から発表された論文を紹介するコーナーをこのホームページに設けたいと思います。帝京大学は総合大学ですので様々な分野・領域での研究が日々なされています。しかし隣の教室がどのような研究をしているか知らないことが多いと思います。そこで新規に発表された論文を分かりやすく解説していただきながら、研究室紹介していただくコーナーにしたいと思います。多くの方が関心を抱きそうな論文にしたいと思いますが、論文選定につきましては図書館にご一任ください。選定の基準としましては、原則として、筆頭著者と最終の著者が帝京大学所属の原著英文論文であり、症例報告や学会主導の論文(ガイドラインを含む)および総説は対象外にいたします。
  本学には多くの研究室がありますので複数回まわってくるチャンスは少ないかも知れません。11月からのスタートを予定していますが、執筆依頼が届きましたらどうかよろしくお願いいたします。
2017年10月 図書館長 内田俊也


新任館長の挨拶


 
医学部内科学講座 教授 藤垣 嘉秀 
このたび2021年4月1日付けで図書館長を拝命いたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 医学図書館との付き合いは、研修医時代からでした。メールもネットもない時代でしたので図書館とは純粋に紙媒体の図書があるだけでした。症例検討の当番になると、図書館に頻繁に通い文献検索をしました。まずはインデックスメディカスという何冊もある分厚い辞書から英文字のキーワードを含む文献を検索し、それを書き留めては、せっせと図書棚に行きワゴンに本を集めてコピーを取る繰り返しでした。図書館の蔵書にない文献は、コピーを取り寄せるのに高額な料金と何週間もかかりましたので入手したコピーをとても大切にしたものです。紙媒体の量に圧倒され、先人達の足跡を見るおもいでした。また、同じ棚にある古い教科書をみると、その疾患の考え方の進歩を感じられ興味深く思ったものです。
 時代は変わり、どこからでもPubMedなどから文献検索ができるようになり、図書館が契約するオンラインジャーナルにもアクセスできるようになりました。文献検索も複数のキーワードから効率よく絞ることもできるようになっています。板橋キャンパスのデジタルネイティブ世代の皆様の学習ツールとしての図書をタイムリーに充実させ、また、学習の場を提供することも図書館の役割の一つとなっています。講義ビデオの視聴用も含め、500席近くの閲覧座席を有し、グループ学習室も備えています。
 利用者の皆様に少しでも満足して利用していただけますよう微力ではありますが努力していきたいと思っています。皆様からご意見をいただくとともに、図書館を大いに利用していただけると幸いです。
2021年4月



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